ESSENTIAL LIFE 新しい日常にエッセンシャルなコートを

さっと羽織って、どこへでも――「包まれフォルムコート」

三尋木: このコート、まさに「包まれる」という言葉がぴったりですね。
ロペ: はい。今年は遠出や通勤の頻度が減っている一方で、ちょっとご近所へ、といった機会は増えていますよね。従来のずっしり重い厚手のコートより、さっと脱ぎ着しやすくて、とにかく軽くて暖かい！　ということが一番に求められているのでは、と。
三尋木: 私、最初に手に取った段階で「軽い！」と声が出ちゃいました(笑)。そして着てみると「あったかい！！」とまた声が(笑)。このコートがあったら、外出がおっくうにならなそう……。着るたびに包まれる感覚で、癒されますね♡
ロペ: こだわって仕立てたウールリバーなので、この軽さが実現したんですよ。リバー仕立て（2枚の布を１枚に縫い上げたもの）のコートは、通常、生地を縫い合わせたときのステッチが出ているものも多いのですが、今回は専用ミシンで生地端を折りたたみながら縫製することで、縫い代がないんです。熟練の職人技術の賜物です！　そのおかげで、２枚仕立てなのにさらりと流れるように軽く、見た目もクラス感のある仕上がりに。
三尋木: なるほど、端の始末がすっきり美しいです。そしてゆったりとしたフォルムもいいですね。少し前によくあった「オーバーサイズ」とも違う、ちゃんと計算されたゆったり感というか。小柄な方でも「着られちゃう」感じにならないと思います。
ロペ: そこはディレクターも、とってもこだわった点です。今どきのリラックスしたサイジングでも、女性が着たときにエレガントに美しく見えるよう、立体的なパターンメイクにかなり注力しています。
三尋木: あと、私が感激したのはインナーダウンも用意されていること！　裏地のないリバーコートは、どうしても薄さを心配する方もいらっしゃいますよね。
ロペ: お客様からも例年そのような声を多くいただいていて。今年はこちらのリバーコートがかなりの自信作だからこそたくさんのお客様に着ていただきたくて、インナーダウンも用意することにしたんです。
三尋木: かゆいところに手が届く丁寧さが、ロペらしいですね。

＜ウールリバーコートシリーズ＞

スーパー100の良質なウールを２枚重ねたリバー仕立てのコート。空気を含んだふくらみ感と柔らかさ、軽さと暖かさが魅力です。羊毛の段階で先染めすることで、ふわりとニュアンスのあるカラーリングが実現。ゆったりと体を包む立体的なフォルムと相まって、ウォーミィ＆リッチな冬スタイルを約束します。生活スタイルや好みに合わせて選んでいただけるよう、３型のバリエーションで展開。

ノーカラーリバーコート

TASMANIA KNIT タスマニアニット

きれいめからカジュアルまで、幅広い着こなしにフィットするノーカラーのロング丈。リラックスして着られるドロップショルダーも、立体的なパターンメイクと長めのサイドスリットですっきり美しい見た目に。2枚仕立てを生かしたリバーシブル仕様なのもポイント。がらりと印象が変わるブラウン×グレンチェックのほか、微差でトーンを変えたエクリュ×ベージュ、同色のサックスブルーもおしゃれ。

専用のインナーダウンをご用意

インナーダウンの人気ブランド「TAION」に別注オーダー。すっきりしたＶネック＆色合わせしやすいカーキベージュが優秀。

Inner Down「TAION」￥5,600
ダウンを固定できる
タブ付き

ダウンを重ねるときはネック部分のタブでスマートに固定。リバーシブルのどちら側にも使える仕様です。今季のリバーコートはすべてにダウン用タブが付いています。
リバーシブル両面に
ポケットを

リバーシブルにしたとき、どちらの面にもポケットを配置。片面はシームポケット、片面は大きめのパッチポケット。雰囲気の違いを楽しんで。