ÉTERNEL CULTURE

VOL. 5

立冬

5 October 2018

11月7日から11月11日のころ、立冬を迎えこの頃から冬の兆しが見え始めます。
冬を迎えるにあたり、こたつ開きや釜開き、なども行われます。
この時期の亥の日に火入れをすると火事にならないとも言われたそうです。
立冬の頃は忘れていた「火」意識し始める時期とも言えます。
室内で過ごす事も増え始め、慌ただしく活動的な時を終え、静かに自分自身と向き合う時間かもしれません。
日本古来から伝わる「香」をガイドに、手元にほんのりと火の存在を感じながら、次に巡ってくる春のために、
静かに心身を整えて、ゆったりとした時間を過ごしましょう。

「香道を日々の生活に」と題した今回のワークショップに講師としてお越しいただく、
志野流、髙山眞弓先生の教室で、香道体験をさせていただきました。
今回は「組香」の体験です。少し難しいとのこと、緊張します。

香元(こうもと)*注1が、香炉に炭団(たどん)*注2を入れて、お点前の準備を始めます。
銀葉(ぎんよう)*注3を乗せていよいよ始まります。

組香で出される香の香を聴き分けます。

執筆(しっぴつ)*注4が本日の記録をするために墨をすります。

始まりました、香を聴き、香についている決まった句を書きます。

全て終わると、執筆がそれぞれの出した答えを書き出します。
今回の組香は「望月香」と言う十五夜を意識したお点前でした。

*注1 香元(こうもと)香の席でお香を焚く人、お点前をする人
*注2 炭団(たどん)香炉の熱の元、炭の粉をのりで固めた固形燃料
*注3 銀葉(ぎんよう)香の席で使用する道具、薄い雲母(うんも)の板を銀縁で止めています。
*注4 執筆(しっぴつ)香の席記録を行う人


* text : yuko ishizaki / uraku photo:ai tomatsu

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