MY STORYBY ROPÉ

vol.10スタイリスト 亀 恭子

2017.04.06

この春夏はパワーを感じるカラフルな服を久々にたくさん着たいですね

Photo : TAKAKI IWATA
Interview & Text : AYA SASAKI

まずは、ロペの印象について教えてください。

品があって、凛としていますよね。朗らかだけど芯のある女性像。ロペが得意とするボリュームスカートや、レース系のディテールのトップスといった華やかなアイテムはもちろん、トレンドとベーシックのバランスも良くて、丁寧な物作りだなぁと思います。リネンのように見える合繊など、素材感の表現や使い勝手にも細やかな気配りを感じます

今シーズンは1つのアイテムを着回すコンテンツも担当なさっていますね。着回しをするときに、誰でもトライし易いコツはありますか?

一番分かりやすい着回し方は、色だと思いますが、テイストも同時に変えてあげることだと思います。同じボトムスに対して、白いTシャツと黒いTシャツというような変化ではなくて、カジュアルとエレガントというように着分けるとガラッと印象が変わります。白いオーバーサイズのTシャツを合わせたら、次は黒いカットワークレースのブラウスというような感じです。ご自分のクローゼットの中でできることなので、行く場所や会う人などその日の予定でテイストを考えてみると見つけやすいと思います

おしゃれになる近道があれば教えてください。

お友達や職場の同僚など親しい人から褒められたアイテムやコーディネートを、深掘りするといいと思います。『そのワンピース似合うね』とか『痩せた?』と言われるような自分にとって相性のいい服というのが、誰にでもあると思うんです。リアルな『いいね♩』というお墨付きを得たものをデータとして蓄積して、アウトウプットしていくといいと思う。あとは、セレブリティやモデルさん、SNSでフォローしている人などのご自分にとってのファッションアイコンの着こなしからヒントを得るのも、おしゃれとの距離感が掴みやすくなると思います

春夏に亀さんが着たいと思っているスタイルは?

もともと、カラフルだったり柄物のアイテムが好きなんですが、今季はそういう気分が戻ってきたので、楽しみにしています。しばらくノームコアでエフォートレスなリラックスしたスタイルが続いていたけれど、パワフルで元気が出る色を着たい。去年まであまりなかったイエローとか、ボタニカルなグリーン、柄のガウンとかも着たいですね

PROFILE

亀 恭子

スタイリスト 亀 恭子
KYOKO KAME

社員生活を経てスタイリストに転身。『Oggi』や『Domani』などの女性誌や広告で活躍する傍ら、フライドポテトとジンジャーエールの店「ブルックリンリボンフライ」を友人とともに経営。

インスグラム@kame_kyo

“明日何を着るか、もう迷わない!”
ROPÉ’s FAVORITE ITEM
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