語れる服 vol.4「飽きさせない女」

Directed by TAEKO HIGASHIHARA

今年も季節は、秋から冬へ。 これまでもたくさんの服を着てきて、思うこと。
私たちが欲しいのは、フェミニンなだけの服じゃない。 +αのこだわりを持った『語れる服』だ。
忙しく日々を送る女性たちが、 例えば、特別に心地よい生地でふと前向きになれたり、 何通りにも楽しめて少し得した気分になれたり。
ちょっとしたことだとしても、理由あって選びたい。
そんなROPÉの『語れる服』を、 今気になる4人のモデルに着こなしてもらった。

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vol.1 クリス-ウェブ 佳子
「裏の顔がある女」
vol.2 比留川 遊
「触れたくなる女」
vol.3 松島 花
「街で目につく女」
  • vol.4 浅見 れいな
    「飽きさせない女」
  • vol.1 クリス-ウェブ 佳子
    「裏の顔がある女」
    vol.2 比留川 遊
    「触れたくなる女」
    vol.3 松島 花
    「街で目につく女」
    vol.4 浅見 れいな
    「飽きさせない女」

    彼女はいつも美しい。
    けれど、その美しさはいつも同じではない。
    会うたび新しい魅力をまとっていて、
    次は一体どんな顔を見せてくれるのだろうと、
    何だかワクワクさせられてしまうのだ。
    今回、女優の浅見れいなが演じるのは、そんな変幻自在の女。
    たとえば一着のワンピースさえ、
    がらりと違う女性像で着こなしてみせる。

    — Scene 1 —

    コンサバティブな品のよさと
    ふと目を引く女っぽさ、
    どちらもあざとく両立するのが
    デキる女の仕事服

    — Scene 2 —

    ボタンをひとつ、大胆に開けて
    何も飾らないデコルテで魅せる。
    大人のドレスアップには
    そんな引き算が必要

    — Scene 3 —

    カジュアル上手が褒められ上手。
    タートルニットを重ねた
    レトロシックなアレンジも
    気負わず、さらりと

    V-neck Knit One-piece Vネックニットワンピース

    ¥19,000

    カジュアルな着心地も、きちんと見えも。
    飽きさせない魅力を楽しめる一着

    着心地抜群ながら、カジュアルになりがちなニットワンピース。それなのに、この一着がオンオフあらゆるシーンで映えるには理由があるんです。
    まず、上質感のある風合い。上下で使う糸を変えていて、適度にハリがある肉厚な上半身は、体のラインを拾わず見た目にもきちんと感がある。一方、下のスカート部分は型崩れしにくく、スマートなラインをキープします。
    次に、鎖骨をすっきり引き立てる深Vネック。かがんでも下着が見えない絶妙な開きで、安心して着られます。背中のさりげないV開きは、着ると自然に襟元が後ろに抜けるのが何とも女っぽい。楽ちんなウエストゴムだって、共布ベルトなしでも自然とブラウジングされ、ちょうどゴムが隠れる具合に計算されているんです。そして、フラット靴でもヒールブーツでもと合わせる靴に迷わず、バランスよく決まる長めの丈…。
    そう、どこもかしこも「語りたくなる」魅力満載なワンピースなんです。

    by TAEKO HIGASHIHARA

    Profile

    ファッションエディター 東原 妙子

    ファッションエディター 東原 妙子
    TAEKO HIGASIHARA

    大学を卒業後、大手銀行に就職。25歳で出版社に転職し、OL誌の編集部で経験を積んだのち、独立。現在は「Marisol」「BAILA」「25ans」をはじめとした女性ファッション誌を中心に、広告やカタログのディレクションを手掛ける。ほかにもアパレルブランドのバイイングやコラボ商品の開発など、エディターの枠を超え多岐にわたって活躍中。4万人のフォロワーを抱えるインスタグラムでは、本人の私服スタイルも人気。
    Instagram @ taekohigashihara

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