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2018.06.01 ALL

EVENT REPORT -"La fête Mai" at atré EBISU WEST 3F-

アトレ恵比寿3階では"日常が磨かれる場所"として定期的に時節のイベントを開催しています。

ロペ エターナルでは、『女を磨く』と題して、
"URAKU"をパートナーに、日常にささやかな輝きをもたらす、愛すべき「永遠(エターナル)」なものを
二十四節気に重ねて毎月ご紹介しています。

2018年5月18日(金)に開催した「芒種」のイベント

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「芒種」とは、稲や麦など穂のある植物の種まきをする節気。五穀豊穣を願い、祈りを捧げました。

ROPÉ ÉTERNELでは 雨の恵みを受けるこの季節に涼しげな音色の"江戸風鈴"をご用意しました。特に赤い風鈴は魔除けとなり、洒落の効いた図柄を施し、想いを込めたそうです。 風鈴の図柄は、浮世絵や判じ絵の表現にみられる、江戸っ子の粋と洒落そのもの。そんな心意気を『江戸の粋と洒落』と題して浮世絵に携わるお二人にお話を伺いました。

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【浮世絵研究家 新藤茂 氏、絵師 石川真澄 氏によるセミナー「江戸の粋と洒落」】

〔新藤茂〕 浮世絵研究家、浮世絵鑑定家、浮世絵蒐集家、国際浮世絵学会 常任理事、UKIYO-E PROJECTアドバイザー。現在の専門は主に「浮世絵」「落語」「歌舞伎」「和算」であり、これらを基礎にした実証的な「浮世絵研究」を推進しています。

〔石川真澄〕 1978年東京生まれ。2000年に六代目歌川豊国に師事。六代目が他界後に独学で浮世絵を学び、個展、グループ展を中心に活動。近年新たな浮世絵表現の画家、絵師として各界から注目されています。
代表作は『スター・ウォーズ』浮世絵「星間大戦絵巻」、「KISS×浮世絵/接吻四人衆」、市川海老蔵主演『石川五右衛門』のメインビジュアル等多数。

「江戸の粋と洒落」と題した今回のトークショーでは、ちょっとひねった粋な視点での浮世絵鑑賞や、歌川イズムを継承する石川真澄氏の作品をご紹介いただきました。

ユーモアを交えた講義は、とても分かりやすく、実りあるひとときとなりました。

P1250398.JPG左から URAKU 田沢美亜氏、新藤茂氏、石川真澄氏、PHIL 市川恵一朗氏、URAKU 石崎由子氏

篠原風鈴本舗の赤い江戸風鈴は、ロペ エターナルで特別に期間限定販売しております。少し蒸し暑くなる芒種の季節に、江戸風鈴で涼を感じませんか?

今後も、「女を磨く」をテーマに、日常にささやかな輝きをもたらす、愛すべき「永遠(エターナル)」なものを二十四節気に重ねて毎月ご紹介いたします。

次回開催告知

女を磨く-夏至-
蒸し暑くなるこの季節を涼やかに彩る、色被せ吹きガラスをセレクトしました。
摘みたての梅の実など、季節の恵みを盛り付けて五感で堪能いたしましょう。

ワークショップでは、「梅」に魅せられて、無農薬でこだわりの梅加工品を素材からプロデュースする「おむすびまるさんかく」主催の大倉千枝子さんを迎えて、古くから日本人の食生活を支えてきた「梅」の様々な効能と、楽しみ方を教えていただきます。


日程:2018年6月15日(金)19:00-
内容:「おむすびまるさんかく」オーナーの大倉千枝子氏によるワークショップ
   『梅のあるくらし』

*詳細は、News pageに近日中に公開いたします