MY STORYBY ROPÉ

vol.8スタイリスト 辻 直子

2016.12.08

瞬間を楽しむ服と、長く寄り添う服。どちらも私を高揚させてくれます。

Photo : TAKAKI IWATA
Interview & Text : AYA SASAKI

日頃たくさんの洋服を見ている辻さんが思うROPÉの魅力とは?

歴史のあるブランドならではの、積み重ねてきた揺るがないものが根底にありながら、いい意味で変化しているところですね。変わっていくというのは一番難しいことですが、それを上手に行っていると思います。ブランドの精神に沿った上で、時代の変化を察知して投げかけている。進化し続けているということなんだと思います。

ひとつひとつの洋服についての感想を教えてください

デザインと仕立てとフィニッシュ(見た目)のバランスが本当に絶妙なんです。それでいて手に取りやすいお値段に設定されていて、ファッションをより多くの人に楽しんでほしいという心意気を感じます。色も品があり新しさもありますね。

今シーズン特に気になったアイテムはなんですか?

私は、自分が好きなもの、着たいものがお仕事のスタイリングにも繋がっているタイプのスタイリストだと思っているので、今回のROPÉのウェブコンテンツ用のものはどれも気に入っています。とりわけ、ダブルフェイスのローブコートとコーデュロイパンツは本当によく考えられて作られているなぁと感じます。ダブルフェイスのコートはデザイン性とコストのバランスが素晴らしい。どんな方が着ても洒落て見えると思います。ツイードのコートは、もともとレトロすぎたり重たいシルエットになりがちですが、そういった扱いづらい点をすべて取りはらってくれている一着。

コーデュロイパンツはいかがですか?

ネイビーを多く見かける中、このブルーというのがなかなか無い色で、かわいいですよね。地厚過ぎず、畝も太すぎないので履いたときにすっきりしたシルエットになりますよ。

ロペのお洋服は、誰にでも手に取りやすいですが、よりおしゃれに着こなすための秘訣を教えてください

抜け感をつくるためには、色のチョイスのほか、どんなネックラインが自分に似合うかを慎重に選ぶといいと思います。例えばタートルネックのセーターでも、私の場合はオフタートルではなくぴったり首に沿うデザインのほうがしっくりくるんです。みなさんにも顔の輪郭や体型で、一人一人似合うネックラインは違ってくるので、いくつか試着してみてください。人はパッと目を合わせた一瞬で素敵かどうかを判断していると言われているので、コートやトップスの首回りのデザインは大切に考えて選ぶといいですよ。

最近の辻さんのワードローブの特徴はありますか?

ここ1〜2年は、その一瞬を楽しむ服と、長く愛用する服と2つのジャンルを持つようになりました。あるお仕事がきっかけで私の中に新しい価値観が生まれたんです。長く大切に着続けるだけではなく、その瞬間やワンシーズンだけ着る楽しみもあるということに、改めて気づかされました。「かわいい!」「着たい!」という気持ちのままに服を着ることは、単純に楽しいし、その刺激がまたひとつおしゃれの幅を広げてくれると思っています。

PROFILE

辻 直子

スタイリスト 辻 直子
Naoko Tsuji

数々の女性ファッション誌で活躍するスタイリスト。
ブランドとのコラボレーションアイテムの発表や著書など、誌面を超えた活躍で多くの女性から支持を得ている。
@naoko.ts

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