Model&Stylirt : NAOKO TSUJI / Photo : KAORI IMAKIIRE /
Hair&Make-up : TOMIE / Art direction : AI NAKAI
ROPÉ ÉTERNELの撮影で出会ったYONETOMI(米富)。
スタイリストとして仕事をしてきた中で、生地からきちんと作っているなと実感したメーカーでした。
今回のコラボレーションでは、プライベートでもよく着用するセットアップを作りました。
シンプルな中に、遊びあるシルエットと
配色も黒とネイビーという近い色を用いて色のグラデーションで深みを出しました。
「 それぞれのアイテムの
シルエットをいかしたスタイルに 」
裾に表情があるアシンメトリーのテントレインの
フレアなスカートを合わせ、上からのシルエットをつなげて。
ツィードのジャケットの中にレースを合わせて、
陰影をつけるとフェミニンな印象に。
knit jacket ¥45,000+tax
BUY「 ジャケットの中は
フェミニンな素材をプラスして 」
少し大きめのジャケットにショートパンツを合わせる格好は
普段もよくします。インナーに柔らかい素材を持ってきて、
袖をレイヤードしてコーディネートのアクセントに。
アクセサリーはパールを合わせると女性らしさがプラスします。
knit jacket ¥45,000+tax
BUY「 エレガントさも違う要素で顔を変える 」
ブラウスやニットも中に合わせるのもいいけれど、
セットアップで着るとキレイになりすぎるので、
パーカーをインしてクビ元に表情をつけるのも
セットアップのアクセントになるのでおすすめ。
knit jacket ¥45,000+tax / knit skirt ¥25,000+tax
BUY「 Iラインのスタイルはバランスを崩して 」
Iラインのコートの中に着た膝下丈のスカートは、
そのまま素足やタイツを合わせてもいいけれど、
今期はソックスで合わせたい気分。
足や首回りにアクセントを持って来て冬ならではの遊びを効かせてみては。
knit skirt ¥25,000+tax
BUY米富繊維は、山形県の山辺町で1952年に創業した、クオリティにこだわりを持つニットメーカー。
150〜160年前に当たる幕末の時代には既に生糸を手広く商い、後に丈夫で高度な染色技術を誇る山辺木綿の卸し売りに。
そもそも山辺の地が発展を遂げたのは、支流を含めれば流域面積が山形県全域の75%に渡る最上川の船運を利用し、
生糸と木綿を売り込むとともに、新しい知識と技術を持ち帰ることができたため。また山辺はもとより山形のニット産業が発祥し進展したのは、
80年前の戦時下に政府の指導で羊の飼育が奨励され、原毛の入手が容易だったこと、紡績や染色の技術者がいたこと、そして編み機のメーカーが存在したことに因る。
この歴史からも読みとけるように、生粋のジャパンメイドの製品を生み出す。
異なる形状の素材を複数組み合わせて編み立て、新しい素材に仕立てる“交編”の技術を駆使。
織物のようなテキスタイルとしてニットツイードが編むことを得意としている。
数々の女性ファッション誌で活躍するスタイリスト。
ブランドとのコラボレーションアイテムの発表や著書など、誌面を超えた活躍で多くの女性から支持を得ている。
@naoko.ts
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